VMN セミナー情報
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開催日: 2006年7月5日(水) / 2006年7月13日(木) |
VMNセミナー 2006 腫瘍放射線学
…腫瘍放射線学を極める…
会 場: 東京:全共連ビル
(4階 中会議室) アクセス 他
講師
Dr.Monique Mayer, DVM, MS
Diplomate ACVR - Radiation Oncology Department of Small Animal Clinical Sciences Western College of Veterinary Medicine University of Saskatchewan
1.これまでのご経歴と専門的なご活躍など
獣医アメリカ放射線学会の放射線腫瘍学専門医として認定されています。
カナダのブリティッシュコロンビアにあるビクトリア大学で生物学学士を取得し、その後、カナダのサスカチュワン州、サスカトゥーンのウェスタンカレッジ獣医科大学にて獣医学士を取得しました。カリフォルニアのロサンジェルスに近い個人開業病院で小動物腫瘍学のインターンシップを修了した後、コロラド州フォトコリンズにあるコロラド州立大学で修士号取得と放射線腫瘍学レジデンシーを開始しました。私の修士号は哺乳動物における放射線学です。コロラド州立大学在籍中に猫の注射部位肉腫における熱活性化アルファTNF遺伝子発現に関する、遺伝子療法のリサーチにも参加しました。また、犬の軟部組織肉腫への治療として、放射線療法と温熱療法の併用に関する研究にも携わりました。
2.現在の専門的なご活躍について
現在はサスカチュワン大学の助教授を務めています。私の臨床的な任務は、ウェスタンカレッジ獣医科大学(WCVM)の付属病院にて、カナダ西部では初めての動物用放射線腫瘍学設備である、新しい放射線腫瘍科サービスを立ち上げることです。初年度は50例を超える患者を治療しました。WCVMの獣医学トレーニングプログラムでは学生に責務を教えているだけでなく、卒後獣医師のトレーニングも行なっています。その他幾つかの研究プロジェクトにも携わっています。外部照射療法と併用する放射線感作剤としての徐放性化学療法剤ポリマーの薬物動態について調べており、シスプラチンの徐放性ポリマーを注射した場合の薬物動態と毒性、腫瘍内薬物レベルを決定す
る計画を立てています。我々のゴールは、口腔内悪性メラノーマや鼻腫瘍の犬において、腫瘍細胞の放射線に対する感受性を高めることで、腫瘍の局所コントロールを向上させることです。更に、口腔内メラノーマの犬では放射線療法と樹状細胞ワクチンの併用についても調べています。患者の末梢血から患者自身の樹状細胞を培養し、その患者の腫瘍にそれを暴露させます。成熟した樹状細胞を癌ワクチンとして患者の身体に注射で戻すことで、患者の腫瘍細胞を破壊する免疫機構を刺激することを狙っています。
3.ご家族やペットについて教えてください
結婚しています。夫のNielも内科専門医で、やはり同じサスカチュワン大学で仕事をしています。
今回は一緒に来日します。それから、Gusという名前の11歳のキジ猫がいます。【 写真1 】【 写真2 】
4.ご趣味は?
ウェイクボード、ウェイクサーフィンなどの水上スポーツが好きです。スキージャンプも勉強中です。【 写真3 】
夫はプライベートパイロットのライセンスを持っているので、Cessna172で州の周辺を飛んで楽しんでいます。それから、私も少し飛行訓練を始めました(飛行機に乗っている私の写真は、去年のクリスマスに私が始めて操縦してラスベガスまで旅行に行ったときのものです)。【 写真4 】
5.お気に入りの言葉は?
"The smallest feline is a masterpiece." - Leonardo da Vinci
獣医アメリカ放射線学会の放射線腫瘍学専門医として認定されています。
カナダのブリティッシュコロンビアにあるビクトリア大学で生物学学士を取得し、その後、カナダのサスカチュワン州、サスカトゥーンのウェスタンカレッジ獣医科大学にて獣医学士を取得しました。カリフォルニアのロサンジェルスに近い個人開業病院で小動物腫瘍学のインターンシップを修了した後、コロラド州フォトコリンズにあるコロラド州立大学で修士号取得と放射線腫瘍学レジデンシーを開始しました。私の修士号は哺乳動物における放射線学です。コロラド州立大学在籍中に猫の注射部位肉腫における熱活性化アルファTNF遺伝子発現に関する、遺伝子療法のリサーチにも参加しました。また、犬の軟部組織肉腫への治療として、放射線療法と温熱療法の併用に関する研究にも携わりました。
2.現在の専門的なご活躍について
現在はサスカチュワン大学の助教授を務めています。私の臨床的な任務は、ウェスタンカレッジ獣医科大学(WCVM)の付属病院にて、カナダ西部では初めての動物用放射線腫瘍学設備である、新しい放射線腫瘍科サービスを立ち上げることです。初年度は50例を超える患者を治療しました。WCVMの獣医学トレーニングプログラムでは学生に責務を教えているだけでなく、卒後獣医師のトレーニングも行なっています。その他幾つかの研究プロジェクトにも携わっています。外部照射療法と併用する放射線感作剤としての徐放性化学療法剤ポリマーの薬物動態について調べており、シスプラチンの徐放性ポリマーを注射した場合の薬物動態と毒性、腫瘍内薬物レベルを決定す
る計画を立てています。我々のゴールは、口腔内悪性メラノーマや鼻腫瘍の犬において、腫瘍細胞の放射線に対する感受性を高めることで、腫瘍の局所コントロールを向上させることです。更に、口腔内メラノーマの犬では放射線療法と樹状細胞ワクチンの併用についても調べています。患者の末梢血から患者自身の樹状細胞を培養し、その患者の腫瘍にそれを暴露させます。成熟した樹状細胞を癌ワクチンとして患者の身体に注射で戻すことで、患者の腫瘍細胞を破壊する免疫機構を刺激することを狙っています。
3.ご家族やペットについて教えてください
結婚しています。夫のNielも内科専門医で、やはり同じサスカチュワン大学で仕事をしています。
今回は一緒に来日します。それから、Gusという名前の11歳のキジ猫がいます。【 写真1 】【 写真2 】
4.ご趣味は?
ウェイクボード、ウェイクサーフィンなどの水上スポーツが好きです。スキージャンプも勉強中です。【 写真3 】
夫はプライベートパイロットのライセンスを持っているので、Cessna172で州の周辺を飛んで楽しんでいます。それから、私も少し飛行訓練を始めました(飛行機に乗っている私の写真は、去年のクリスマスに私が始めて操縦してラスベガスまで旅行に行ったときのものです)。【 写真4 】
5.お気に入りの言葉は?
"The smallest feline is a masterpiece." - Leonardo da Vinci
演題
7月5日(水)
1.放射線物理学
放射線治療装置
放射線治療患者のステージング
2.犬の肥満細胞腫瘍
3.肥満細胞腫瘍の症例検討
放射線治療装置
放射線治療患者のステージング
2.犬の肥満細胞腫瘍
3.肥満細胞腫瘍の症例検討
7月6日(木)
1.放射線照射に対する正常組織の反応
放射線照射に対する腫瘍の反応
放射線治療と外科治療の併用
2.犬猫における軟部組織肉腫
3.軟部組織肉腫の症例検討
放射線照射に対する腫瘍の反応
放射線治療と外科治療の併用
2.犬猫における軟部組織肉腫
3.軟部組織肉腫の症例検討
7月12日(水)
1.放射線治療による副作用 : 病態生理学と管理法
2.犬猫における口腔内腫瘍
3.口腔内腫瘍の症例検討
2.犬猫における口腔内腫瘍
3.口腔内腫瘍の症例検討
7月13日(木)
1.放射線治療と化学療法の併用 反復麻酔
放射線緩和治療
2.鼻腔腫瘍/脳腫瘍/内分泌腫瘍
3.鼻腔腫瘍に対する放射線緩和治療の症例検討
放射線緩和治療
2.鼻腔腫瘍/脳腫瘍/内分泌腫瘍
3.鼻腔腫瘍に対する放射線緩和治療の症例検討
関連ハンドアウト(参考資料)
- 【7月5日(水)】東京1日目 ・7/5講義テキスト&スライド一括印刷用<42ページ>ダウンロードする(4.9MB)
- 【7月5日(水)】東京1日目 ・東京1日目 症例 (Junior/Bailey/Erin と Milan)ダウンロードする(0.5MB)
- 【7月6日(木)】東京2日目 ・7/6講義テキスト&スライド一括印刷用<40ページ>ダウンロードする(4.1MB)
- 【7月6日(木)】東京2日目 ・東京2日目 症例 (Dave/Walt/Monty)ダウンロードする(0.8MB)
- 【7月12日(水)】大阪1日目 ・7/12講義テキスト&スライド一括印刷用<44ページ>ダウンロードする(2.7MB)
- 【7月12日(水)】大阪1日目 ・大阪1日目 症例 (Bear/Buddy/Amy)ダウンロードする(0.7MB)
- 【7月13日(木)】大阪2日目 ・7/13講義テキスト&スライド一括印刷用<53ページ>ダウンロードする(4.4MB)
- 【7月13日(木)】大阪2日目 ・大阪2日目 症例 (Toby/Copper/Mac)ダウンロードする(0.9MB)
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