Home / VMNセミナー情報 / VMN セミナー 2004 麻酔 & クリティカルケア ‥ これで、ハイリスクの麻酔にも自信が付く! ‥

VMN セミナー情報

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開催日: 2004年10月20日(水)

VMN セミナー 2004 麻酔 & クリティカルケア
‥ これで、ハイリスクの麻酔にも自信が付く! ‥

●東京1日目:<疼痛管理>
痛いのは辛いし嫌ですね。動物も同じはずです。
では、動物が痛みを感じる神経経路は?
疼痛はどのようにブロックするのが効果的なのか?
疼痛メカニズムに基づいた鎮痛治療を行えるように、管理法に適した薬剤の選択法と長所短所にについて、わかりやすく指導していただきます。また、動物ではあまり頻繁に行われていなかった局所麻酔や部分麻酔も、利用法によっては効果的な鎮痛作用が得られます。その活用法について具体的に講演していただきましょう。

●東京2日目/大阪1日目:<心循環器系のモニタリングと維持>
手術の麻酔中は、動物の何をモニターすべきか? たとえ健康な動物で手術が成功したとしても、麻酔の管理に問題があれば患者を危険にさらすことになります。麻酔の導入から覚醒後まで、モニター中は動物を正確に洞察していくために、ここでは、ハイリスクの患者に対するモニタリングの要点と、麻酔維持の重要性、異常なパラメターターへの対処法について詳しく講義していただきます。

●大阪2日目:<注射麻酔および吸入麻酔の薬理学>
大学時代から「獣医麻酔学」は、なかなか学ぶ機会がなかったと思います。そのため、臨床獣医師は経験的に自分なりの方法を開発するしかありませんでした。
今使っている麻酔法が果たしてこの患者には合っているのか、何となく疑問に思いながら過ごしてきたかもしれません。伝統的な薬の新しい活用法やリスクを軽減したバランス麻酔法、新しい吸入麻酔薬の物理学的特性に基づいた作用機序の相違点など、麻酔学の新旧について講義していただきます。
 

講師

Khursheed Mama, DVM, DACVA
コロラド州立大学
1)先生のご経歴 
ワシントン州立大学にてDVMを取得し、その後ゲルフ大学にてインターンシップ
(大動物の内科学および外科学)、そしてカリフォルニア大学デイビス校 
にてレジデント(麻酔学と重症患者の管理)を修了。
現在はコロラド州立大学の臨床科学学部にて麻酔学の準教授を務めている。2)現在のご活躍
コロラド州立大学の職員として、授業や病院で獣医学生、大学院生、臨床研修医の教育に
携わっている。また、カリフォルニア大学デービス校の分析試験検査室で研究休暇が認められ、
日本から戻ったら開始する予定。

3)ご家族やペットについて教えてください
今回は夫(Dr.Eugene Steffey)と一緒に来日します。それから、TRUMANというジャックラッセルテリアを飼っていますが、彼も子供と同じです。

4)ご趣味は?
ガーデニング、ハイキング、家のデコレーションなどです。最近はやっていませんが、乗馬も好きです。

5)好きな食べ物は?
お寿司からステーキ、パスタ、ピザまで何でも好きです。夫はステーキとパスタが特に好きなようです。

6)好きな言葉 
麻酔専門医として好きなのがA.E. Housemanの次の言葉です。

Lucks a chance, but trouble is sure I'd face it as a wise man would And 
train for ill and not for good.
 

演題

Vol.01
疼痛のメカニズムに基づいた管理法
Vol.02
NSAIDs
Vol.03
オピオイド
Vol.04
局所及び部分麻酔法
Vol.05
循環器系の手術モニタリング
Vol.06
周術期の輸液管理
Vol.07
変力採用剤と昇圧剤
Vol.08
前投薬の臨床薬理学
Vol.09
麻酔導入に使用する薬剤
Vol.10
吸入麻酔薬

オンデマンド

Vol.01 疼痛のメカニズムに基づいた管理法
  • 一般外科/麻酔科

1. 動物の疼痛 - 疼痛の定義、管理、動物の疼痛について

Vol.01 疼痛のメカニズムに基づいた管理法
  • 一般外科/麻酔科

2. 疼痛のメカニズム - 痛覚の経路(上行性痛覚経路、下行性痛覚経路)

Vol.01 疼痛のメカニズムに基づいた管理法
  • 一般外科/麻酔科

3. 疼痛緩和1 - 疼痛緩和の基礎知識、局所麻酔

Vol.01 疼痛のメカニズムに基づいた管理法
  • 一般外科/麻酔科

4. 疼痛緩和2 - 硬膜外、脊髄麻酔、各種経口、注射薬によるペイン・コントロール

Vol.01 疼痛のメカニズムに基づいた管理法
  • 一般外科/麻酔科

5. 質疑応答 - 質疑応答

Vol.01 疼痛のメカニズムに基づいた管理法
  • 一般外科/麻酔科

6. 症例 - 症例検討

Vol.02 NSAIDs
  • 一般外科/麻酔科

1. NSAIDsの基礎 - 背景、作用機序、歴史、種類、ガイドライン

Vol.02 NSAIDs
  • 一般外科/麻酔科

2. 各NSAIDsの解説 - カルプロフェン、ケトプロフェン、デラコキシブ、メロキシカム、デポキサリン、エトドラック、ピロキシカム

Vol.02 NSAIDs
  • 一般外科/麻酔科

3. 質疑応答 - 質疑応答

Vol.03 オピオイド
  • 一般外科/麻酔科

1. オピオイドの基礎 - 背景、作用機序、特性、薬理作用

Vol.03 オピオイド
  • 一般外科/麻酔科

2. オピオイドの使用1 - 使用法、法的規制、種類の比較、前投与、オピオイドの選択、副作用、症例

Vol.03 オピオイド
  • 一般外科/麻酔科

3. オピオイドの使用2 - 麻酔導入でのオピオイドの使用、維持麻酔でのオピオイドの使用、術後の疼痛管理、質疑応答

Vol.03 オピオイド
  • 一般外科/麻酔科

4. オピオイドの使用3 - 硬膜外麻酔でのオピオイドの使用

Vol.03 オピオイド
  • 一般外科/麻酔科

5. オピオイドの使用4 - 慢性疼痛でのオピオイドの使用(経口、経皮、経粘膜投与)

Vol.04 局所及び部分麻酔法
  • 一般外科/麻酔科

1. 局所及び部分麻酔法1 - 背景、作用機序、特性、合併症、薬剤、硬膜外麻酔手技

Vol.04 局所及び部分麻酔法
  • 一般外科/麻酔科

2. 局所及び部分麻酔法2 - 各種ブロック麻酔手技(BIER、肋間神経、遠位リング、眼窩下神経、下顎神経、腕神経叢)

Vol.04 局所及び部分麻酔法
  • 一般外科/麻酔科

3. 質疑応答 - 質疑応答

Vol.05 循環器系の手術モニタリング
  • 一般外科/麻酔科

1. 手術モニタリング1 - 背景、基礎、モニターの種類

Vol.05 循環器系の手術モニタリング
  • 一般外科/麻酔科

2. 循環器のモニタリング1 - 循環器のモニタリング、徐脈性律動異常、頻脈性律動異常

Vol.05 循環器系の手術モニタリング
  • 一般外科/麻酔科

3. 循環器のモニタリング2 - 血圧モニタリング(ドップラー、Dinamap、直接法)

Vol.05 循環器系の手術モニタリング
  • 一般外科/麻酔科

4. 質疑応答 - 質疑応答

Vol.05 循環器系の手術モニタリング
  • 一般外科/麻酔科

5. 循環器のモニタリング3 - 症例紹介、中心静脈圧、質疑応答

Vol.06 周術期の輸液管理
  • 一般外科/麻酔科

1. 輸液療法1 - 酸素分配、輸液療法の基礎、輸液剤の分類

Vol.06 周術期の輸液管理
  • 一般外科/麻酔科

2. 輸液療法2 - 晶質液による輸液療法

Vol.06 周術期の輸液管理
  • 一般外科/麻酔科

3. 質疑応答 - 質疑応答

Vol.06 周術期の輸液管理
  • 一般外科/麻酔科

4. 輸液療法3 - コロイドによる輸液療法

Vol.06 周術期の輸液管理
  • 一般外科/麻酔科

5. 質疑応答 - 質疑応答

Vol.06 周術期の輸液管理
  • 一般外科/麻酔科

6. 輸液療法4 - オキシグロビンによる輸液療法、輸液付加剤(デキストロース、重炭酸塩、電解質)、質疑応答

Vol.07 変力採用剤と昇圧剤
  • 一般外科/麻酔科

1. 血圧 - 血圧について、低血圧の治療、受容体反応、一般論

Vol.07 変力採用剤と昇圧剤
  • 一般外科/麻酔科

2. 薬剤解説1 - ドブタミン、ドパミン、エフェドリン、エピネフリン、ノルエピネフリン、フェニレフリン

Vol.07 変力採用剤と昇圧剤
  • 一般外科/麻酔科

3. 薬剤コスト比較 - コスト比較、質疑応答

Vol.07 変力採用剤と昇圧剤
  • 一般外科/麻酔科

4. 症例 - 症例検討、質疑応答

Vol.08 前投薬の臨床薬理学
  • 一般外科/麻酔科

1. 前投薬と抗コリン作動薬 - 基礎、薬剤選択、抗コリン作動薬

Vol.08 前投薬の臨床薬理学
  • 一般外科/麻酔科

2. フェノチアジン - フェノチアジンの基礎(主にアセプロマジンについて)、質疑応答

Vol.08 前投薬の臨床薬理学
  • 一般外科/麻酔科

3. αー2作動薬 - αー2作動薬の基礎、心血管系への影響、胃腸への影響、拮抗薬

Vol.08 前投薬の臨床薬理学
  • 一般外科/麻酔科

4. ベンゾジアゼピン - 作用機序、薬理動態、行動への影響、相互作用、各器官への影響

Vol.08 前投薬の臨床薬理学
  • 一般外科/麻酔科

5. オピオイドについて - 前投与について、定義、投与法、効果等

Vol.08 前投薬の臨床薬理学
  • 一般外科/麻酔科

6. 質疑応答 - 質疑応答

Vol.09 麻酔導入に使用する薬剤
  • 一般外科/麻酔科

1. チオペンタール - チオペンタールの解説、使用法

Vol.09 麻酔導入に使用する薬剤
  • 一般外科/麻酔科

2. プロポフォール - プロポフォールの解説、使用法

Vol.09 麻酔導入に使用する薬剤
  • 一般外科/麻酔科

3. エトミデート - エトミデートの解説、使用法

Vol.09 麻酔導入に使用する薬剤
  • 一般外科/麻酔科

4. ケタミン - ケタミンの解説、使用法

Vol.09 麻酔導入に使用する薬剤
  • 一般外科/麻酔科

5. チレタミン-ゾラゼパム、オピオイド - チレタミン-ゾラゼパムの解説、使用法、オピオイドの使用法、質疑応答

Vol.10 吸入麻酔薬
  • 一般外科/麻酔科

1. 吸入麻酔 - 吸入麻酔の基礎

Vol.10 吸入麻酔薬
  • 一般外科/麻酔科

2. 薬物動態的作用1 - 心血管系、呼吸器系

Vol.10 吸入麻酔薬
  • 一般外科/麻酔科

3. 薬物動態的作用12 - 中枢神経系、肝・腎系、他の影響

Vol.10 吸入麻酔薬
  • 一般外科/麻酔科

4. 質疑応答 - 質疑応答

動画要約(全文)

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