Home / VMNセミナー情報 / VMNセミナー 2004 超音波検査と外科治療 ‥画像検査(超音波を中心に)から各種外科手術に至る診断・治療・予後の全て‥

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開催日: 2004年2月18日(水) / 2004年2月26日(木)

VMNセミナー 2004
超音波検査と外科治療
‥画像検査(超音波を中心に)から各種外科手術に至る診断・治療・予後の全て‥

会 場: 東京:フィオーレ東京 アクセス
今回は犬猫で頻繁にみられる疾患の画像診断法と外科治療について、多彩なスライド写真で実際の症例を使いながら詳細に講演していただきます。これまでのセミナーとは違い、同じ症例を画像検査でどう評価し、実際にどのように治療したか、そして結果はどうであったか、症例の全般を通して実践的な臨床獣医学をわかりやすく勉強することができます。


1)腹部疾患の画像診断と外科治療

腹腔内の代表的な器官といえば脾臓、肝臓、膵臓ですね。腫瘍も炎症も極めて発生しやすい臓器です。
これらがX線やエコー、CTなどの画像診断ではどのように見えるか、そして具体的なバイオプシー方法、麻酔上の注意点、切除法、術後管理も含めて臓器別に実際の症例で講演していただきます。

2)胸部疾患の画像診断と外科治療

主に腫瘍症例を対象として、X線検査、CT検査、胸部エコー検査でどのように鑑別診断を行なっていくか、そして外科治療では、開胸術のアプローチの種類と肺
葉切除における、麻酔、患者の準備、必要な外科器具などを含めた手術法を詳細に説明していただきます。
このトピックスで扱っている症例は、肺腫瘍、心臓腫瘍、縦隔腫瘍、胸腺腫、気管腫瘍、肺葉捻転など、臨床的にもときおり遭遇する腫瘍疾患です。

3)胃腸疾患の画像診断と外科治療

よくみられる胃腸疾患は、症状は同じでも鑑別診断に悩まされることが多いですよね。
X線検査の造影法、内視鏡、エコーがどのように診断に役立っていくのか、具体的に紹介していただきます。またバイオプシーは外科的な切除バイオプシーだけでなく、超音波ガイドによるバイオプシーの手法も教えていただきます。
実際の手術は、腸の切除と吻合、胃切開、腸切開、また異物などでみられる穿孔による腹膜炎への対処として、漿膜パッチ法や開放性腹腔ドレーンに実用的な応用法を紹介します。その他、腸重積再発を防止する皺襞形成術や直腸脱への結腸固定術など、スライドの数はもちろん盛りだくさんな内容です。

4)泌尿器疾患の画像診断と外科治療

従来行なわれている泌尿器の造影検査とエコー検査を対比させながら鑑別のポイントを説明していただきます。症例は結石だけでなく腫瘍疾患も含まれます。手術は、臨床的に多い結石の摘出を中心に、腎摘出術(完全、部分)、腎切開、尿管の切除と吻合、尿道切開、膀胱切開、異所性尿管の整復術などをご紹介します。
 

講師

Theresa Welch Fossum, DVM, MS, PhD, Dipl. ACVS
(テキサスA&M大学)
Anne Bahr, DVM, MS, DACVR
(テキサスA&M大学)

演題

2月18日(水)
・腹部(膵臓、脾臓、肝臓)
  膵臓腫瘍
  脾臓腫瘍
  肝臓腫瘍
2月19日(木)
・胸部外科
  肺腫瘍
  心臓腫瘍
  気管腫瘍
  縦隔
  肺葉捻転
2月25日(水)

・胃腸管外科
  腸管のバイオプシー
  腸切除と吻合
  GIのX線学
  GIの超音波
2月26日(木)
・泌尿生殖器外科
  腎臓と尿管の手術
  腎臓と尿管のX線学・超音波評価
  膀胱と尿道の手術
  膀胱と尿道の画像診断
  前立腺腫瘍
  異所性尿管

関連ハンドアウト(参考資料)

  • 【2月18日(水)】東京1日目  2/18講義テキスト一括印刷用<24ページ>
  • 【2月19日(木)】東京2日目  2/19講義テキスト一括印刷用<24ページ>
  • 【2月25日(水)】大阪1日目  2/25講義テキスト一括印刷用<16ページ>
  • 【2月26日(木)】大阪2日目  2/26講義テキスト一括印刷用<34ページ>
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