VMN セミナー情報

皮膚再建術 
皮膚をきれいに縫合するテクニックについて、様々な角度から講演していただきます。
ドッグイヤーをつくらないように、またできてしまった場合の修正方法、そして軽度から中程度のテンションを下げるテクニックなど基本的なレベルから、大きな欠損部をうまく覆う皮弁術や移植について、豊富な写真やビデオを使って詳しく説明していきます。 
特に皮弁術は、局所皮弁から遠隔皮弁、有軸皮弁などのポイント、そして皮膚移植の種類とヒトの皮膚との相違点なども合わせて、日々の臨床で遭遇する様々な軟部外科に直接対応できる、実践的な内容をお届けします。

犬と猫の耳疾患 
もはや内科療法では反応しなくなった慢性耳疾患は、犬と猫でその発生機序が異 なります。そのため、アプローチも違ってきます。耳疾患に手術を適応するタイ ミング、そして手術を成功させる重要なポイント、飼い主に伝えておくべきこ と、起こり得る合併症など、獣医師が明確に知っておかねばならないことを全て、Dr.Smeakがわかりやすく講演して下さいます。

腫瘍外科 
腫瘍の摘出は獣医臨床で行なわれる手術の大部分を占めていると言えましょう。
同じ腫瘍でも、発生部位や動物種など様々な条件によって術式や術前・術後管理は変わってきますね。
そして現代の腫瘍治療に対する「外科」の役割自体も変化 しつつあります。
腫瘍外科の役割と基本原則から高度な摘出術まで、復習も兼ねて講演していただ きます。
目標はあくまでも腫瘍に罹患した動物のQOLを改善することです！

肢端の手術 
軟部外科というと、胸部や腹部臓器の摘出、腸管吻合などが主役にまわりがちで、肢先の手術は、外科の授業でも詳しく教わる機会があまり無かったのではな いでしょうか。
しかし肢先は動物にとって大変重要な部位で、臨床的にもこの部位の問題に遭遇 することは少なくありません。
そして、肢先のどこをどのように切開・切除すればよいのか、いつ切除すればよ いのか、パッドはどうすればよいのか、判断に迷うことも多いかと思います。
先生方のそのような悩みに、Dr.Smeakが美しい動画と詳細な解説で指導して下さいます。