VMN セミナー情報
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開催日: 2010年4月19日(月) |
三点骨盤骨切術
症例名 : 股関節形成不全
部位 : 左足
術式 : 三点骨盤骨切術(T.P.O.)
使用機材 :
動物種 : Lレトリーバー(メス)8ヶ月齢
部位 : 左足
術式 : 三点骨盤骨切術(T.P.O.)
使用機材 :
動物種 : Lレトリーバー(メス)8ヶ月齢
講師
南 毅生
獣医師 獣医学博士
演題
三点骨盤骨切術
オンデマンド
- 整形外科
- 一般外科/麻酔科
- 整形外科
- 一般外科/麻酔科
ラブラドール・レトリバー、8ヶ月、雌
1.レントゲン診断
2.恥骨1cm切除
腹側から恥骨結合に向かってアプローチする。
恥骨は単純に切断するだけでなく、症例の大きさにもよるが1cmくらい恥骨を切り取る。
3.坐骨切除
いろいろなアプローチ法がある。鋸と骨ノミをもちい確実に切断する。
坐骨切除が確実に行われていないと骨を回転させることができないので注意する。
4.腸骨切除
腸骨切除とともにプレートをあてて骨を回転させる。
腸骨翼の下の血管に注意する。
プレートの設置位置の確認を確実に行う。
鋸や骨ノミを使う場合は血管や坐骨神経に注意する。
腸骨翼の形に合うようにプレートベンダーでプレートを曲げる。
プレートを設置する。
若い犬の場合、皮質骨用のネジを用いると緩むことがあるので海綿骨用を用いる。タップは用いない。
5.術後レントゲン診断
術後1週間くらいで正常歩行になるが、1ヶ月くらいは運動制限を行う。
術後1週間から2週間はケージレストする。
術後は患肢が外反するが徐々に正常に戻ることをオーナーに伝える。
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