VMN セミナー情報
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開催日: 2010年4月19日(月) |
小脳髄膜腫瘍摘出術
症例名 : 髄膜腫
部位 : 後頭部
術式 : 髄膜腫瘍摘出術
使用機材 : 超音波吸引装置
動物種 : ウェルシュコーギー(オス)5歳齢
部位 : 後頭部
術式 : 髄膜腫瘍摘出術
使用機材 : 超音波吸引装置
動物種 : ウェルシュコーギー(オス)5歳齢
講師
南 毅生
獣医師 獣医学博士
演題
小脳髄膜腫瘍摘出術
オンデマンド
- 整形外科
- 腫瘍科
- 一般外科/麻酔科
- 整形外科
- 腫瘍科
- 一般外科/麻酔科
5歳、雄、ウエルシュ コーギー 発生部位は小脳尾側
1.MRI診断
T2像で髄液の貯留を認める。
2.手術開始
手術体位は後頭部をできるだけ水平に固定する。
後頭部を正中切開する。
止血は非常に重要である。アルゴンレーザー使用。
複数のゲルピー開創器を用い、術野を確保する。
バイポーラ電気メスを持ちい、細かい血管は止血する。
骨膜剥離子を用いて剥離すればさほど大きな出血はない。
3.後頭骨の切除
整形外科用バーを用いてロンンジュールの入る穴を頭蓋骨に開け、硬膜を露出する。
4.硬膜切開
脳脊髄液はサクションで吸引する。
5.腫瘍吸引
超音波吸引装置で腫瘍を取り除く。一度にはたくさんは吸引できないので注意。
6.硬膜縫合
しっかり縫合しないと脳脊髄液が流出するので注意。ここでは5-0のマキソンを使用。
7.術後MRI診断
8.術後数ヶ月の状況
10ヶ月後の検診で再発はない。
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