VMN セミナー情報
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開催日: 2012年6月9日(土) |
大型犬の避妊手術
症例名 :-
部位 : 卵巣/子宮
術式 :卵巣・子宮全摘出術
電気メス、アルゴンレーザー
オールドイングリッシュシープドッグ 1歳4ヶ月
部位 : 卵巣/子宮
術式 :卵巣・子宮全摘出術
電気メス、アルゴンレーザー
オールドイングリッシュシープドッグ 1歳4ヶ月
講師
南 毅生
獣医師 獣医学博士
演題
大型犬の避妊手術
オンデマンド
- 泌尿器科
- 一般外科/麻酔科
- 泌尿器科
- 一般外科/麻酔科
1歳4ヶ月 オールド・イングリッシュ・シープ・ドッグ 雌 24.1kg
1.手術解説
術前検査
2.手術開始
アルゴンレーザーの使用
皮下の剥離は行わない。特に猫。
3.卵巣子宮切除
卵巣靭帯を切断することにより卵巣を腹腔外に出しやすくなる。
結紮糸は最後まで切断しない。
子宮周囲の脂肪組織の結紮切除
子宮体の切除(必ず穿刺結紮)
卵巣部分の結紮糸の切断(長め)
4.縫合
以前のように腹膜と腹膜を合わせなくても、腹直筋の筋膜同士を合わせれば良い。
真皮縫合を行う。
5.ポイント
卵巣固有靭帯を電気メスで切断し、卵巣動静脈を腹腔外へ露出し、確実に結紮離断する。
特に肥満が著しい場合は、血管周囲に脂肪が多く存在しているため、閉腹前まで結紮糸を離断せず、止血の確認が重要である。
結紮糸の切断は、やや長めに残せば、出血時の断端のマーカーとなる。
子宮体の血管の結紮は、左右穿刺結紮を行う。
子宮体部の縫合は、左右動脈、子宮体の合計3箇所を縫合すし、個々に確実な結紮、止血が重要である。
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