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開催日: 2013年11月24日(日)

<みんなの疑問解消編>消化器疾患 (特に消化管疾患)

会 場: AP横浜駅西口 A室 住所:神奈川県横浜市西区北幸2丁目6番1号 横浜APビル4F アクセス

講師

亘 敏広先生
日本大学 生物資源科学部 総合臨床獣医学

演題

消化器疾患(特に消化管疾患)

関連ハンドアウト(参考資料)

オンデマンド

Vol.1
  • 一般内科

●食道の腫瘍は犬や猫では少ない。●症例(Nana)
血液検査所見、内視鏡検査、内視鏡超音波検査、虫の形態学的評価
血色食道中と診断した。結節を形成するので腫瘍様病変に見える。
治療は駆虫。ミルベマイシンやドラメクチンなどを用いる。
4ヶ月後に効果判定を行った。●犬の血色食道虫症
熱帯〜温帯に広く分布し、日本も生息範囲に入っている。終宿主はイヌ科動物。

Vol.2
  • 一般内科

●症例(Coo)
食道炎を疑い対症療法をおこなったが改善せず。
内視鏡により食道狭窄が見つかる。
X線造影では狭窄前方に拡張がある。
内視鏡画像。猫の場合、狭窄部位に8mmのバルーンで拡張を行う。約3分間保持をする。
食道狭窄のバルーン拡張は1回ではダメで、何回か行う。 ●食道炎・食道狭窄
逆流性食道炎が最も多い。
猫ではドキシサイクリンにより起こることがあるので注意。
犬や猫では食道癌は稀。
健康な食道は内視鏡でバイオプシーにより組織が取れないことがほとんど。 ●食道狭窄の治療
バルーン拡張が一番安全で効果的。但し、費用がそれなりにかかる。犬は小型犬なら10〜12mm程度を用いる。中〜大型犬なら16〜18mmなど
外科手術はなかなか難しく、合併症が多い。
ブジー挿入術はブラインドで行うのでなかなか難しい。

動画要約(全文)

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