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VMN セミナー情報

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開催日: 2012年11月25日(日)

歯科学セミナー

会 場: AP横浜駅西口 住所:神奈川県横浜市西区北幸2丁目6番1号 横浜APビル4F アクセス

講師

奥田 綾子先生
アメリカ獣医学会認定歯科専門医

演題

「抜くべき歯と抜く必要のない歯、抜いたらどうする?抜けなかったらどうする? QOL向上のための抜歯術」

関連ハンドアウト(参考資料)

  • 「抜くべき歯と抜く必要のない歯、抜いたらどうする?抜けなかったらどうする? QOL向上のための抜歯術」(ご講演資料)

オンデマンド

Vol.1
  • その他

●歯の構造
靭帯を切らないと歯は抜けない。脱臼という。
歯を抜く多くの原因は歯周炎。骨や靭帯が破壊されて歯が抜ける。
歯を抜く時にはどうしてもレントゲンが必要である。
若いからと言って歯周病にならないわけではない。若いほど歯を抜きやすいが、骨を破壊しやすいので注意。

Vol.2
  • その他

●抜くべき歯1:歯周炎
年をとったから歯が抜けるというのではなく、病気になったから抜けるのである。最大の原因は歯周炎。
2mm以上の振幅があれば動揺していると判断する。一番歯根表面積が多いのは上顎の犬歯である。
最近歯周炎の悪化で額骨折する小型犬が増えている。
ケアーができない歯は抜く。 ●ぐらぐらしている歯ほど気をつける
ぐらぐらしている歯は必ずレントゲンを撮影する。
顎内にはマス病変を作らない腫瘍がたくさんある。

Vol.3
  • その他

●歯周疾患の評価
口全体ではなくその歯、その歯で評価する必要がある。 ●歯周病の病態
骨下ポケットは垂直の骨吸収をおこす。骨上ポケットは水平の骨吸収をおこす。
通常のポケットでは歯肉を切ってはいけない。 ●アタッチメントロス ●歯周ポケット
猫では1mm以上で歯周ポケット
犬は大きさや犬種で違うが3〜4mm以上で歯周ポケット。
上顎の第1後臼歯と第4前臼歯は最も歯周病の罹患率が高い。なぜなら唾液腺が近くに開口するため。
犬とか猫の唾液はすべて混合線。犬は猫より口腔内のpHが高いので歯石になりやすい。
歯周病による蓄膿を鼻腔内の腫瘍と間違えることがあるので注意。

Vol.4
  • その他

●歯肉後退ー接着構造と歯肉の消失 ●根分岐部病変 ●レントゲンではじめて分かる歯周炎の進行
出血があると黒い歯石ができる。 ●歯周疾患による骨吸収
歯周炎による骨吸収は骨が0になる。
水平の骨吸収は治すのが難しい。

Vol.5
  • その他

●隣の歯を抜いたら歯根が見えた?
トイ種、短頭種に多い。 ●重度歯周病疾患の骨吸収と骨折
●重度歯周病を伴う骨折2 ●重度歯周病を伴う骨折1 ●抜く必要のない歯:口腔粘膜部の炎症
猫の第4前臼歯などは抜くのが大変である。

Vol.6
  • その他

●犬や猫の歯周病の経過
歯は自然に脱落するものではない。●口腔内局所因子
歯列咬合/変形歯、歯以外の解剖学的構造上の特徴、唾液の量と性状●歯周炎罹患歯周囲における顎骨骨折のリスク●下顎第一後臼歯
小型犬の歯周病は怖い ●抜歯 vs 歯周外科+GTR
一番大事なのはプラークコントロール

Vol.7
  • その他

●抜くべき歯2:過剰歯・変形歯など●変形歯:根分岐部、歯頸部の変形●抜くべき歯3:埋伏歯
歯が無い場合はレントゲンを撮る。
腫瘍はエナメル上皮腫、次に扁平上皮癌などの腫瘍を認めることもある。
周囲の骨を溶かしながら嚢胞を形成していく。
歯があれば麻酔をかけて確認する。
下顎の第一前臼歯が一番埋伏歯が多い。

Vol.8
  • その他

●抜くべき歯4:歯冠破折による露随歯●歯内疾患 vs 歯周疾患●歯髄壊死、根尖周囲病巣による症状
歯内疾患はなかなかわかりにくい。歯が無くても食事をするから。
様々な症状があるので早く見つけてあげる。●処置の必要な歯は?
根尖周囲病巣があるか確認する。
上顎の第4前臼歯が一番破折率が高い。●歯内疾患罹患歯?●歯周疾患と歯内疾患の合併症例●質疑応答

動画要約(全文)

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