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開催日: 2012年10月28日(日)

外科学セミナー いまさら聞けない外科シリーズ第3弾
日々の疑問にお答えします

会 場: TKP横浜駅西口カンファレンスセンター 住所:横浜市神奈川区鶴屋町2-24-1 横浜谷川ビルディングANNEX アクセス

講師

遠藤 薫先生
遠藤犬猫病院

演題

「いまさら聞けない外科シリーズ第3弾
日々の疑問にお答えします」

関連ハンドアウト(参考資料)

  • 「いまさら聞けない外科シリーズ第3弾  日々の疑問にお答えします」(ご講演資料)

オンデマンド

Vol.1
  • 一般外科/麻酔科

●器具の先端
外科器具は先端が命。 ●アリス鉗子
アリス鉗子は基本的にどの軟部組織でも使える。筋膜とか皮膚に使う。腸管等実質臓器には用いない。これも先端が大事。 ●鑷子の使い分け
多くの種類があるので使い分けが重要。
カーバイトがついてると針や血管等をつかむのに便利。
ドベーキータイプなら血管や腸管もつまめるのでお勧め。
眼科と血管用は違うのできちんと使い分けるように。
たくさんの種類があるので、手慣れたものを使う。

Vol.2
  • 一般外科/麻酔科

●血圧測定をしよう!腎不全では必ず
petMAPにはアナログとデジタルがあるが、アナログがお勧め。かなり正確に量れる。
高血圧だと網膜剥離をおこすので必ず慢性腎不全の動物では測定する。体温を測るのと同じように血圧を測る。
Pettrustはお勧め。
カフが重要。

Vol.3
  • 一般外科/麻酔科

●ラッシュピンを使おう
キルシュネルピンを用いてラッシュピンもどきを自作する。
縦軸に対して約30度で入れる。ラッシュピンの基本は3点支持。
肘は骨も模型を見ながら手術すること。
ラシュピンもどきは抜かなくてもよい。
ラッシュピンもどきは1本だけいれずに、必ず2本入れること。

Vol.4
  • 一般外科/麻酔科

●キャスティング
手術直後は先端までアルミスプリントで保護。先端は必ず出しておく、5日間にガーゼ交換。その後早い子は1週間目からスプリントをカットして全加重させる。
3週間目にレントゲン撮影して、骨折線を確認する。骨折線が残ってると足をついてない可能性が高いのでしっかり加重する。
肘の部分は保護材をきちんと入れる。 ●ガーゼの確認
手術セットはガーゼ数を必ず確認する。手術後に必ず枚数を確認する。 ●人口鼻
ぜひ加湿のために人口鼻を使うようにする。 ●器具の滅菌
ケースの外側、器具のドレープ、ケースの中の3カ所に滅菌インジケーターテープを入れる。
必ず2重パックを行う。特に器具等。器具先端の保護を行う。
滅菌器具の保管にタッパーを使うとよい。

Vol.5
  • 一般外科/麻酔科

●膝蓋骨脱臼整復術(ビデオ)
いっきに関節まで切開する。膝下動脈を押さえて一気に切開するのがポイント。
滑車溝を削り、間接包を含め4箇所程縫合する。
再発率はほとんどない。 ●針付き縫合糸の作成
糸を2本入れ、2ヶ所加圧して切断する。避妊手術の時に用いる。

Vol.6
  • 一般外科/麻酔科

●ディスポを使いましょう
かなり安価になったのでディスポを使いましょう。
吸水、撥水、防水の違い。
吸水防水の滅菌、防水側が動物、吸水側が術者側。60×60、90×90、120×120と器具台用の90×120があればだいたいよい。
コストの比較。
なにより安心、安全。手術技術料に全部入れてしまうからダメ、別途きちんと請求すればいい。

Vol.7
  • 一般外科/麻酔科

●質疑応答
Q.血圧測定のこつは?
A.複数回、最低3回測定する。来院時すぐでなくしばらくしてから測る。
Q.人口鼻は使い捨て?
A.基本使い捨て
Q.パテラの手術の時、先に4本糸をかける理由は?
A.正確に縫合するため、リバースサージャンノットで結ぶ。PDS2の一番いい結び方。
Q.パテラの手術の縫合法を詳しく?
A.図示

動画要約(全文)

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