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開催日: 2011年12月4日(日)

腫瘍学セミナー 小動物腫瘍診断・治療 update’2011

会 場: TKP横浜駅西口 ビジネスセンター アクセス

講師

信田 卓男先生
獣医放射線学 麻布大学臨床センター・麻布大学附属動物病院

演題

「小動物腫瘍診断・治療 update’2011」

関連ハンドアウト(参考資料)

オンデマンド

Vol.01
  • 腫瘍科

●どのような犬種に腫瘍発生率が高いか? ●腫瘍発生年齢分布
年齢分布9.2歳±3歳で8歳以上は特に検診を受ける必要がある。 ●腫瘍の悪性比率
二次診療であるが、悪性約6割、良性約4割。 ●腫瘍発生部位
皮膚、体表部が多く、肥満細胞の腫瘍、乳腺腫が多い。 ●性差と犬種
メスがオスより有意に多い、これは乳腺腫瘍のせい。
高い犬種は、ゴールデンレトリバー(1.53)、シェルティー、マルチーズ
低い犬種は、ダックス、チワワ、パピヨン、コーギー、ポメラニアン、ラブラドールなど ●腫瘍発生部位の犬種特性
皮膚の肥満細胞腫はアイヌ犬、パグ、紀州犬に多い。
口腔内の腫瘍はスコッチテリアのメラノーマが多い。また、ゴールデンも多い。
乳腺腫瘍は欧米日本ともプードル、日本ではヨーキー、マルチーズが多い。
消化器系はチャウチャウに胃がんが多い。
泌尿器系はスコッチテリア、シェルティーの膀胱がんが多い、
骨肉腫は大型犬種。グレートピレニーズ、ボルゾイ、ゴールデン、秋田犬。

Vol.02
  • 腫瘍科

●飼主ができる癌チェック
1.おでき、治りにくい傷、リンパ節は月に2度触る
2.いつもと違う行動や異常に気づいたら診察(吐き気、くしゃみ、鼻血など)
3.中高齢は定期健診 ●麻布大学付属動物病院ガイドツアー(動画)

Vol.03
  • 腫瘍科

●がんの症状
症状を飼主にきちんと説明しておく。内臓系の腫瘍は飼主が発見しにくいが症状を知らせておくことで早期治療につがる。

Vol.04
  • 腫瘍科

●犬の骨肉腫診断 ●従来の骨肉腫の予後 ●最新論文
単球、リンパ球数と骨肉腫の予後
単球数、リンパ球数が増えていれば非常に予後が悪い。 ●最新論文2
リンパ節に転移がないと転移期間が長いが、あると短い。生存期間も短い。

Vol.05
  • 腫瘍科

●骨肉腫の治療
根治は期待できない。断脚しなければ疼痛、炎症がひどい。 ●治療成績
ここ10年ほどあまり進歩はなかった。 ●シスプラチン ●カーボプラチン ●ドキソルビシン ●タイロシン ●患肢温存術

Vol.06
  • 腫瘍科

●放射線治療 ●骨硬化療法
ビズフォスフォネート製剤

Vol.07
  • 腫瘍科

●症例:多発性骨肉腫(動画あり) ●症例:悪性毛包上皮腫)

動画要約(全文)

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