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VMN セミナー情報

  • 知って得するセミナー
  • 科目
開催日: 2011年2月6日(日)

外科学セミナー

会 場: TKP横浜駅西口 ビジネスセンター アクセス

講師

相川 武先生
相川動物医療センター

演題

「知って得する 骨盤周囲の外科」

関連ハンドアウト(参考資料)

オンデマンド

Vol.1
  • 一般外科/麻酔科

●イントロダクション
骨盤周囲の外科 ●肛門周囲の解剖 ●猫の乳腺の概要
特に結腸、直腸、肛門周辺は他の部位と違う細菌叢をターゲットにしなければいけないことに注意する。
感染による合併症を防止するために、広域の抗生物質を使うだけでなく、術前投与も行ったほうがいいかもしれない。 ●浣腸
手術中に水様成分が術野を汚染する可能性もあるので、手術の内容によってはしないほうがいいこともある。(例:猫の巨大結腸症など) ●直腸の腫瘤
平滑筋肉腫の症例 ●肛門、直腸の腺癌
悪性度が高いので注意する。完全切除が目的であるが、排便を目的に行うことも多い。悪性度が高いので必ずしもうまくいくとは限らない。

Vol.2
  • 一般外科/麻酔科

多発性、びまん性に腫瘍が見られたら悪性度が高く、予後が悪いという印象がある。 ●直腸引き抜き術
いくつかのバリエーションがある。 ●汗腺癌の症例
完全切除ができれば予後はよいと言われている。
※肛門切除しても動物、飼主共に慣れるというのが個人的な印象。 ●肛門部悪性メランーマの症例

Vol.3
  • 一般外科/麻酔科

●硬膜外麻酔
非常に有効である。 ●直腸結腸脱の症例 ●猫の巨大結腸症の症例
巨大結腸症の手術自体は単純であるが、エンドトキシンショックなどの合併症が起こりやすいので注意。 ●骨盤狭窄による巨大結腸症の症例
骨盤狭窄を開放するか、結腸切除するかだが、できれば結腸をいじりたくない。しかし、6ヶ月以上も骨盤狭窄あがるものは骨盤狭窄開放のみでは難し可能性が高い。

Vol.4
  • 一般外科/麻酔科

●骨盤内の直腸、結腸腫瘍
直腸引き出し、腹腔アプローチも難しいことがあり、その場合は骨盤を開ける必要がある。 ●骨盤切除アプローチの症例 ●CEEA

Vol.5
  • 一般外科/麻酔科

●肛門嚢アポクリン腺癌の症例 ●会陰ヘルニアの症例
メッシュを使った縫合は個人的には避けたいと思っている。 ●会陰ヘルニアと直腸憩室脱の症例
予後不良のことが多い。 ●肛門性器裂の症例

Vol.6
  • 一般外科/麻酔科

●尿道閉塞
尿道カテーテルと水圧を用いた尿道閉塞解除術 ●症例1
骨盤骨折に併発する尿道損傷、狭窄
骨盤骨折で恥骨が折れていたり、粉砕骨折があった場合は注意する。 ●症例2
骨盤骨折に伴う尿道狭窄
尿道-包皮吻合を行った。(尿漏れはあるが、ある程度自力排尿している) ●尿管が肉芽腫により閉塞した症例
避妊手術による糸の反応による肉芽腫か?

Vol.7
  • 一般外科/麻酔科

●犬の血栓栓塞症の症例
通常非常に予後は悪いと考えられる。

質疑応答
  • 一般外科/麻酔科

動画要約(全文)

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