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開催日: 2011年1月16日(日)

神経科セミナー 知って得する臨床神経病学

会 場: TKP横浜駅西口 ビジネスセンター アクセス

講師

諸角 元二先生
とがさき動物病院

演題

「知って得する臨床神経病学」

関連ハンドアウト(参考資料)

オンデマンド

Vol.1
  • 脳神経科

※再生初期に一部音声が途切れますが、ご了承ください。 ●はじめに
小動物の末梢神経障害は意外と多いと思われる。
weakness=虚弱ではなく筋力低下と ●傍腫瘍症候群による末梢神経障害
悪性腫瘍に対する自己抗体が交叉交代として末梢神経障害を引き起こす。
末梢神経が異常な場合は甲状腺ホルモンを測定するべきである。
末梢神経に異常のある症例を見たら「どこかに腫瘍があるかもしれない?」ということで詳しい検査をすべきである。

Vol.2
  • 脳神経科

●炎症性末梢神経疾患 ●特発性多発根神経炎 前編
※獣医学では特発性多発性神経根炎と記載されている本があるが、医学では特発性多発根神経炎というのでこちらを使用すべきである。
神経伝速度とF波についての解説:F波の神経異常を検出することができる。

Vol.3
  • 脳神経科

●特発性多発根神経炎 中編

Vol.4
  • 脳神経科

●特発性多発根神経炎 後編 ●脊髄反射弓の図示説明:特に膝蓋腱反射

Vol.5
  • 脳神経科

●コーギーの脊髄変性症
SOD1遺伝子変異検査(コーギーの脊髄変性症には特異性はないが症状と併せて診断する)
※変性性脊髄症とは言わない。
※ジャーマン・シェパードなどで報告されている獣医学文献の変性性脊髄症(脊髄変性症)とコーギーの脊髄変性症は違うと思われる。

Vol.6
  • 脳神経科

●遺伝性末梢神経疾患(遺伝性ニューロパシー)
ジャーマン・シェパード、チベタン・マスチフ、ボクサー、ポインター、ブリタニー・スパニエル、ロットワイラー、アラスカン・マラムートなどで報告されている。
※アラスカン・マラムート:ニコチン酸(ユベラニコチネート)と複合ビタミン剤とリハビリで治療した症例紹介。

Vol.7
  • 脳神経科

●神経筋接合部疾患
後天性重症筋無力症(MG):限局性、全身性、急性劇症性と3つに分けてあるが、簡単に言えば軽症から重症というだけである。
アセチルコリンレセプター抗体を測る。
軽症の場合は立位で食餌をさせ、巨大食道症、誤嚥に注意する。
テンシロン・テスト:塩化エドロホニウム(アンチレクス)0.2mg/kg IV
治療;臭化ピリドスチグミン(メスチノン)1.73mg/kg BID
劇症型にはネオスチグミン0.04?0.06mg/kg IM ●おわりに

動画要約(全文)

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