VMN セミナー情報
- 専門医に学ぶ講演会
- 科目
2020年5月10日より、米国獣医内科学専門医 (小動物内科)であり、VMN の内科コンサルタント 佐藤雅彦先生を講師にお迎えして、新内科学シリーズセミナー
「ジェネラリストが知っておくべき内科疾患を総ざらい」を開始いたします。
この新シリーズセミナーは、特に一次診療の臨床獣医師の皆さんに、「ジェネラリストが知っておくべき世界標準の知識」をじっくり学んでいただけるセミナーを目指しています。
セミナーはインターネットライブ配信で実施し、チャット形式で質問が可能です。後日アーカイブ動画としても公開いたします。
VMN What ? 対応プログラムですので、アーカイブ動画を見て浮かんだ質問も、専用質問ボードからいつでも講師に質問が可能です。
視聴して、取り組んでみて、質問して疑問を解消する…そんな参加型のセミナーを目指しています。
この新シリーズセミナーは、特に一次診療の臨床獣医師の皆さんに、「ジェネラリストが知っておくべき世界標準の知識」をじっくり学んでいただけるセミナーを目指しています。
セミナーはインターネットライブ配信で実施し、チャット形式で質問が可能です。後日アーカイブ動画としても公開いたします。
VMN What ? 対応プログラムですので、アーカイブ動画を見て浮かんだ質問も、専用質問ボードからいつでも講師に質問が可能です。
視聴して、取り組んでみて、質問して疑問を解消する…そんな参加型のセミナーを目指しています。
セミナー概要
セミナー名 | 佐藤 雅彦先生の ジェネラリストが知っておくべき内科疾患を総ざらい 内分泌疾患編 1. 多飲・多尿のアプローチ / 2. Ca異常 / 3. 甲状腺疾患 |
---|---|
講師 | 佐藤 雅彦先生
獣医師・獣医学博士・米国獣医内科学専門医 (小動物内科) 東京大学付属動物医療センター 特任准教授 |
開催日時 | 2020年5月10日(日) 14:00〜18:00 |
トピック |
内分泌疾患編 (1トピック2時間、途中で休憩をはさみます)
1. 多飲・多尿のアプローチ
2. Ca異常 3. 甲状腺疾患 |
対象 | VMN有料会員・学生会員 |
閲覧費用 | 無料 |
動画アーカイブ
1. 多飲・多尿のアプローチ
セミナー
掲載日:2020年6月24日
- ・多飲・多尿のアプローチ
・定義
・鑑別診断
・中枢性尿崩症
・腎性尿崩症
・二次性腎性尿崩症
・バソプレシン不全による多尿
・浸透圧性多尿
・その他 - ・診断手順
・1多飲・多尿か確認
・2尿検査(比重 , 糖 , 感染)
・尿比重定義
・シグナルメント , 身体検査
・4CBC, 血液化学検査 , (
・5画像検査 , 内分泌検査 , レプトスピラ検査
・6残りは・・・
・7中枢性 vs 腎性尿崩症 vs 心因性多飲
・水制限試験
・デスモプレシン試験 - ・中枢性尿崩症
・デスモプレシン 点鼻 ? 点眼 ? 皮下注 経口
・デスモプレシン維持量
・デスモプレシン副作用
・7歳 , 去勢雄 雑種 - ・5歳 , 避妊雄 シェルティ
・犬のSDMA
・犬のSDMAアップデート
・SDMAの測定を考慮するとき
・5歳, 避妊雄, シェルティ
・まとめ
2. Ca異常
セミナー
掲載日:2020年6月24日
- ・カルシウム異常
・カルシウム代謝
・PTH
・PTHの作用
・ビタミンD
・カルシトリオールの作用
・定義:高カルシウム血症
・定義:低カルシウム血症
・総カルシウム(tCa) ≠ イオン化カルシウム(iCa)
・犬総カルシウム(tCa)の適切なカットオフ値 - ・高カルシウム血症:鑑別診断(ハードイオンズG)
・高カルシウム血症:上位鑑別
・イオン化カルシウム上昇の程度で鑑別は無理?
・高カルシウム血症:診断アプローチ - ・上皮小体機能亢進症
・シグナルメント
・臨床症状(軽度)
・臨床病理学的異常
・高Ca と腎障害?
・膀胱結石
・頚部超音波
・治療
・外科的摘出
・超音波ガイド下エタノール注入 - ・術後低Ca
・術前のCa値での術後の低Caの予測・・・結論なし!
・カルシトリオールは低Ca予防に有効か?・・・有効性は証明されていない
・術後カルシトリオール投与法
・日本ではアルファカルシドール
・PHPT:ビスフォスフォネートによる Ca コントロール - ・副腎皮質機能低下症と高Ca
・慢性腎臓病と高Ca
・腫瘍と高Ca
・肉芽腫性高Ca - ・特発性高Ca
・臨床症状
・治療
・食事
・ビスフォスフォネート
・ビスフォスフォネート長期投与による有害事象
・プレドニゾロン - ・11歳, 去勢雄, ラブラドール
・高カルシウム血症:鑑別診断ハードイオンズ (G)
・5歳, 去勢雄, ジャーマンシェパード - ・12歳, 避妊雌, トイプードル
・肉芽腫性高Ca
・無菌性ステロイド反応性リンパ節炎
・9歳, 避妊雌, 雑種猫
・高カルシウム血症:鑑別診断(ハードイオンズG) - ・低カルシウム血症
・低カルシウム血症の代表的鑑別疾患
・低Caの臨床症状
・上皮小体機能低下症
・上皮小体機能低下症:自己免疫疾患?
・診断
・治療(初期)
・治療(維持)
・日本ではアルファカルシドール
・タンパク漏出性腸症と低Ca
・タンパク漏出性腸症と低VitD
・タンパク漏出性腸症と低Mg
・MgとPTHとCa
・Mgの補正
・くる病
3. 甲状腺疾患
セミナー
掲載日:2020年6月24日
- ・猫の甲状腺機能亢進症
・視床下部-下垂体-甲状腺
・両側性vs 片側性はCTでは判別できない・・
・原因
・罹患しやすい猫種
・日本では甲状腺癌が多い?
・罹患率
・高カルシウム血症:鑑別診断(ハードイオンズG)
・高カルシウム血症:診断アプローチ
・特発性高Caと PTH&PTHrp
・腫瘍とPTHrp
・高カルシウム血症の臨床症状 - ・臨床症状
・身体検査
・甲状腺腫大を触知できても, できなくても・・・
・甲状腺嚢胞
・筋肉量の減少
・Muscle Condition Score (MCS)
・肥大型心筋症(原発性? 続発性?)
・甲状腺機能亢進症と高血圧(両方治療?または甲状腺から?) - ・臨床病理学的異常
・肝酵素上昇と甲状腺機能亢進症
・CKDと甲状腺機能亢進症
・甲状腺機能亢進症治療前に慢性腎臓病の予測
・甲状腺機能亢進症の予後不良因子
・CKDを併発してていても治療は推奨するが・・・ - ・診断
・T4
・遊離T4
・TSH:犬のTSH測定系を使用
・甲状腺機能亢進症: 診断
・13歳, 避妊雌, 雑種猫
・T4は年齢と共に下がる傾向
・甲状腺機能亢進症を疑うT4値
(特に7-14歳では甲状腺機能亢進症を疑う)
・13歳, 避妊雌, 雑種猫
・T3抑制試験
・甲状腺シンチグラフィー - ・診断&治療の考え方
・治療
・メチマゾール(チアマゾール)
・経口メチマゾール(チアマゾール)
・経皮メチマゾール(チアマゾール)
・ヨウ素制限食(y/d)
・ヨウ素制限食(y/d) 欠点
・ヨウ素制限食(y/d) の正常猫への影響
・甲状腺摘出
・放射性ヨウ素131
・甲状腺機能亢進症まとめ - ・猫の甲状腺機能低下症
・甲状腺機能低下症
・先天性甲状腺機能低下症
・8歳, 去勢雄, 雑種
・後天性甲状腺機能低下症
・甲状腺機能低下症まとめ - ・犬の甲状腺機能亢進症
・原因
・原因:甲状腺製剤過剰摂取
・原因:甲状腺組織含む食事
・甲状腺がん - ・甲状腺機能低下症
・視床下部ー下垂体ー甲状腺
・先天性甲状腺機能低下症
・中枢性甲状腺機能低下症
・先天性原発性甲状腺機能低下症
・後天性中枢性甲状腺機能低下症
・後天性原発性甲状腺機能低下症
・シグナルメント
・臨床症状
・臨床病理学的異常 - ・診断
・甲状腺ホルモン値に影響を与える因子
・犬種
・グレーハウンドの正常値
・サルーキーの正常値
・薬剤
・トセラニブの甲状腺ホルモンへの影響
・フェノバルビタールの甲状腺ホルモンへの影響
・薬剤の影響
・レボチロキシン投与後甲状腺ホルモン正常化まで
・非甲状腺疾患
・非甲状腺疾患とT4&TSH - ・診断:TT4
・診断:TSH
・診断:fT4
・平衡透析法
・診断:TGAA
・診断:TT3
・診断
・画像検査
・CTによる甲状腺機能低下症の診断精度 - ・治療
・治療モニタリング
・治療モニタリング:臨床症状
・治療モニタリング:巨大食道症?
・治療モニタリング:臨床病理
・治療モニタリング:T4
・治療反応性が悪い(T4が低い)
・治療反応性が悪い(T4はターゲット範囲)
・粘液水腫性昏睡
・甲状腺機能低下症の予後・・良好 - ・10歳, 去勢雄, シェルティー
・まとめ
・質疑応答
内科学シリーズ
「ジェネラリストが知っておくべき内科疾患を総ざらい」佐藤 雅彦先生の「内科学」シリーズは、VMN有料会員向け無料セミナー「専門医に学ぶ講演会」の2020年新シリーズです。本シリーズセミナーは「基本からアドバンスまでじっくり学ぶ」をテーマとし、参加して、取り組んでみて、質問して疑問を解消する…そんな参加型のセミナーを目指しています。
ライブ放送終了後には、フォローアップのための専用質問ボードを設置しますので、そちらから質問の投稿が可能です。
参加して、取り組んでみて、質問して疑問を解消する…そんな参加型のセミナーです。ぜひご参加下さい。
※ 閲覧・質問にはVMNログインが必要です。
※ セミナー当日の質問受付は、開催予定をご確認の上ご参加ください。
VMN セミナーに関するお問合せ
不明な点がございましたら、
お問合せよりご質問ください。
お問合せよりご質問ください。