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VMN-JFVSS スペシャルセミナー IBD vs 消化管型リンパ腫

2015年8月30日(日)
  • 講師紹介
  • 演題
  • セミナー概要
  • 動画アーカイブ

講師紹介

IBDとリンパ管拡張症
亘 敏広先生
日本大学 生物資源科学部 獣医学科
総合臨床獣医学研究室 教授
消化管型リンパ腫とIBDの違いは
辻本 元先生
東京大学大学院 農学生命科学研究科
獣医内科学教室教授
日本獣医内科学アカデミー 会長
消化管型リンパ腫の治療
中島 亘先生
公益財団法人 日本小動物医療センター
総合診療科・消化器科 科長
IBDかリンパ腫か?病理学的観点から
賀川 由美子先生
病理組織検査ノースラボ
酪農学園大学非常勤講師
米国獣医病理学専門医
日本獣医病理学専門家
IBDかリンパ腫か?細胞診ではどのように見える 
石田 卓夫先生
日本臨床獣医学フォーラム会長
日本獣医がん学会会長
日本獣医病理学専門家
VMNは日本獣医学専門医奨学基金
(JFVSS)に協賛しています。

演題・タイムテーブル

8月30日(日)
10:00〜17:00
IBDとリンパ管拡張症
10:00〜12:00
講師 : 亘 敏広先生
  • IBDとリンパ管拡張症(ご講演資料)
    6スライド/ページ (カラー)
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    ファイル容量:1.6MB
消化管型リンパ腫とIBDの違いは
13:00〜14:00
講師 : 辻本 元先生
  • 消化管型リンパ腫とIBDの違いは(ご講演資料)
    6スライド/ページ (カラー)
    ダウンロード
    ファイル容量:6.6MB
消化管型リンパ腫の治療
14:10〜15:10
講師 : 中島 亘先生
  • 消化管型リンパ腫の治療(ご講演資料)
    6スライド/ページ (カラー)
    ダウンロード
    ファイル容量:1.9MB
IBDかリンパ腫か?病理学的観点から
15:20〜15:50
講師 : 賀川 由美子先生
  • IBDかリンパ腫か?病理学的観点から
    (ご講演資料)
    6スライド/ページ (カラー)
    ダウンロード
    ファイル容量:775KB
IBDかリンパ腫か?細胞診ではどのように見える
15:50〜16:20
講師 : 石田 卓夫先生
  • IBDかリンパ腫か?細胞診ではどのように見える(ご講演資料)
    4スライド/ページ (カラー)
    ダウンロード
    ファイル容量:2.4MB
総合討論
16:30〜17:00

セミナー概要

セミナー名 VMN-JFVSS スペシャルセミナー
IBD vs 消化管型リンパ腫
開催日時 2015年8月30日(日) 10:00〜17:00
会場 東京大学 弥生講堂  USTREAM配信あり
対象 獣医師、獣医学部学生、VT

動画アーカイブ

動画アーカイブを公開しました
IBDとリンパ管拡張症
セミナー講師
亘 敏広先生
日本大学 生物資源科学部 獣医学科
総合臨床獣医学研究室 教授
  • IBDとリンパ管拡張症
    6スライド/ページ (カラー)
    ダウンロード
    ファイル容量:1.6MB
セミナー
掲載日:2016年2月29日
  • ・IBDとリンパ管拡張症
    ・リンパ球形質細胞性腸炎の内視鏡像の変化(症例)
    ・炎症性腸疾患(IBD)とは
    ・リンパ球形質細胞性腸炎と炎症性腸疾患(IBD)の関係は?
    ・IBDの組織学的診断名
  • ・Interobserver Variation among histopathlogic evaluations of intestinal tissues from dogs and cats.
    ・症例(Suger)
    ・血液検査所見(Suger)
    ・内視鏡検査(Suger)
    ・経過(Suger)
    ・上部消化管内視鏡検査(Suger:動画)
    ・生検組織診断(Suger)
  • ・消化管疾患の発生状況
    ・発生状況
    ・胃と十二指腸の同時生検例
    ・IBD診断のための内視鏡検査部位は
    ・生検病理ガイドライン
    ・何箇所から何個の生検サンプルを採取すべきか
    ・検体処理(濾紙固定法1)
    ・濾紙固定法のポイント
    ・固定法による病理組織標本の違い
    ・濾紙固定法は十二指腸で最も重要!
    ・検体処理の注意
  • ・A Scoring for Index Disease Acttivity in canine IBD(CIBDAI)
    ・CIBDAI
    ・研究発表論文
    ・New proposed CIBDAI (CCECAI)
    ・最近ではIBDからCEへ
  • ・IBDの診断は
    ・では血液検査で診断可能か?
  • ・IBDの治療方針
    ・食事療法(低アレルギー食)
    ・食事療法(処方食)
    ・メトロニダゾール(フラジール)
    ・グルココルチコイド療法の適応
    ・プレドニゾロンの投与量
    ・症例(Sachi)
  • ・症例(シュー)
    ・摘出された虫体
    ・虫体の拡大
    ・糞便中の虫卵
    ・病理組織学的検査
    ・経過
    ・考察
    ・リンパ球形質細胞性腸炎の予後因子論文
    ・生存群と非生存群の比較
    ・症例(Musashi)
    ・柴犬のIBD
  • ・蛋白喪失性腸症
    ・症例(Mozuku)
    ・蛋白喪失性腸症の治療の考え方
    ・食事中脂肪のコントロール
    ・脂質の消化、吸収
    ・中鎖トリグリセリド(MCT)
    ・健常犬にMCTに類似した試験フードを給与した後胸管および門脈からサンプルを採取しC8-C24の脂肪酸分画を測定した
  • ・低アルブミン(<2.0g/dl)が見られたら
    ・蛋白喪失性腸症を起こす主な疾患とその治療法
    ・蛋白喪失性腸症の治療
    ・症例(V.O)
  • ・ステロイド抵抗性の腸リンパ管拡張症に対して低脂肪食の給餌が臨床的に有用であるかを確認
    ・ILに対する脂肪制限食の効果
    ・ULFとULF+LFの比較
    ・プレドニゾロンの投与量の変化
    ・まとめ
    ・超低脂肪食の問題点
    ・最後に
消化管型リンパ腫とIBDの違いは
セミナー講師
辻本 元先生
東京大学大学院 農学生命科学研究科
獣医内科学教室教授
日本獣医内科学アカデミー 会長
  • 消化管型リンパ腫とIBDの違いは
    6スライド/ページ (カラー)
    ダウンロード
    ファイル容量:6.6MB
セミナー
掲載日:2016年3月30日
  • ・消化管型リンパ腫とIBDの違いは?
    ・今日のコンテンツ
    ・[1] 犬と猫のリンパ腫サブタイプの明確化:WHO分類の導入
    ・これまでの犬のリンパ腫診療における問題点
  • ・リンパ節の組織学的構造
    ・リンパ小節(二次小節)の構造とB細胞リンパ腫の発生
    ・Histologic Classification of Tumors of Domestic Animals
    ・日本獣医内科学アカデミー編 獣医内科学 第2版 文永堂出版(2014)
    ・Valli VE et al., Vet. Pathol. 48:198-211, 2011
  • 組織像
    ・びまん性大細胞型B細胞リンパ腫
    ・辺縁帯リンパ腫
    ・末梢T細胞リンパ腫
    ・T領域リンパ腫
    ・Valli VE et al., Vet Pathol 50:738-748, 2013.
    ・イヌのリンパ腫における各病理組織学的サブタイプの予後解析
    ・[1] 犬と猫のリンパ腫サブタイプの明確化:WHO分類の導入 - まとめ -
  • ・[2] 猫の消化管型(胃腸管)リンパ腫の病態と臨床
    ・腸管T細胞リンパ腫
    ・猫の胃腸管リンパ腫(高悪性度):発生
    ・猫の胃腸管リンパ腫(高悪性度):徴候, 検査所見
    ・猫の胃腸管リンパ腫(高悪性度):診断
    ・猫の胃腸管リンパ腫 全層生検
    ・Moore PF et al., Feline gastrointestinal lymphoma: mucosal architecture, immunophenotype, and molecular clonality. Vet Pathol 49:658-668 (2012)[Univ of California, Davis]
    ・猫の胃腸管リンパ腫 生存期間中央値
    ・Kiupel M et al., Vet Pathol 48:212-222 (2011)
    ・腸リンパ腫をIBDと鑑 別するために重要な 組織学的所見
    ・Barrs V and Beaty J, J Feline Med Surg 14:182-190 (2012) [University of Sydney]
    ・Kiselow MA et al. (Cornell Univ), J Am Vet Med Assoc 232:405-410, 2008.
    ・症例
    ・消化管内視鏡検査所見
    ・病理組織学的所見:十二指腸
    ・病理組織学的所見:回腸
    ・治療と経過
    ・[2] 猫の消化管型(胃腸管)リンパ腫の病態と臨床 - まとめ -
  • ・[3] リンパ系細胞のクローン性解析と犬の消化管型(胃腸管) リンパ腫の病態
    ・再構成した抗原レセプター(Ig/TCR)遺伝子を増幅するPCR - リンパ系細胞のクローン性検査
    ・Vet Pathol. 40:32-41(2003)
    ・Gentilini F et al., Vet Immunol Immunopathol 127:47-56, 2009 (Univ Bologna)
    ・Goto-Koshino Y et al., Vet Immunol Immunopathol 165:81-87 (2015)
  • ・症例: 11歳6ヶ月齢、避妊雌 ビーグル
    ・腹部超音波検査所見
    ・消化管内視鏡検査所見
    ・内視鏡生検サンプル細胞診(十二指腸)
    ・病理組織学的検査所見(十二指腸)
    ・治療および経過
    ・Kaneko N et al., J Vet Med Sci 71:555-559, 2009
    ・Olivero D, Turba ME, Gentilini F. Vet Immunol Immunopathol (2011)
    ・Hiyoshi S, Ohno K, Uchida K, Goto-Koshino Y, Nakashima K, Fukushima K, Kanemoto H, Maeada S, and Tsujimoto H. Vet Immunol Immunopathol (2015)
    ・解析症例の選択基準
    ・慢性腸炎の組織学的重症度
    ・組織学的分類別のPARRクローン性陽性率
    ・組織学的分類による各症例群の生存率の比較
    ・PARRでのクローン性陽性群とクローン性陰性群の生存率の比較
    ・(1) 特定の抗原に対するクローン性のリンパ球増殖?
    ・(2) 小細胞性胃腸管型リンパ腫?
  • ・小細胞性リンパ腫が示唆される病理組織像 犬の十二指腸内視鏡生検標本
    ・人における腸症関連T細胞リンパ腫(WHO分類第4版, 2008) Enteropathy-associated T-cell lymphoma (EATL)
    ・Hiyoshi S, Ohno K, Uchida K, Goto-Koshino Y, Nakashima K, Fukushima K, Kanemoto H, Maeada S, and Tsujimoto H. Vet Immunol Immunopathol (2015)
    ・Nakashima K, Hiyoshi S, Ohno K, Uchida K, Goto-Koshino Y, Maeda S, Mizutani N, Takeuchi A, and Tsujimoto, H. Vet J 205:28-32 (2015)
    ・[3] リンパ系細胞のクローン性解析と犬の消化管型(胃腸管)リンパ腫の病態 - まとめ -
    ・イヌ・ネコリンパ系細胞のクローン性解析検査
消化管型リンパ腫の治療
セミナー講師
中島 亘先生
公益財団法人 日本小動物医療センター
総合診療科・消化器科 科長
  • 消化管型リンパ腫の治療
    6スライド/ページ (カラー)
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    ファイル容量:1.9MB
セミナー
掲載日:2016年4月28日
  • ・犬の消化器に発生するリンパ腫
    ・臨床徴候
    ・Gieger T, Vet Clin North Am Small Anim Pract, 2011
    ・犬の大細胞性の胃腸管リンパ腫の治療と予後
    ・犬の大細胞胃腸管リンパ腫:治療
    ・犬の大細胞胃腸管リンパ腫:治療反応性と予後
    ・犬の胃腸管リンパ腫18頭:化学療法の反応性
    ・単変量解析
    ・多変量解析
  • ・大腸のリンパ腫は予後がいい!?
    ・結腸-直腸のリンパ腫28例
    ・ミニチュア・ダックスフンドの胃腸管リンパ腫
    ・犬の大細胞リンパ腫の抗癌剤プロトコル (JSAMC消化器科)
    ・症例
    ・結果
    ・発生部位
    ・全症例の生存期間
  • ・多変量解析
    ・考察
    ・大細胞性胃腸管リンパ腫の治療反応性
    ・生存期間と治療反応性
    ・Mott cell
    ・Mott celCへの分化を伴うリンパ腫
    ・犬におけるMott cell 分化を伴うリンパ腫(胃腸管)
    ・犬の大細胞胃腸管リンパ腫:治療反応性の評価
  • ・小細胞性の胃腸管リンパ腫の治療と予後
    ・犬の小細胞性の消化器型リンパ腫
    ・PLE92例:病理診断による生存の違
    ・PLE:Clonality検査結果と生存 慢性腸炎、腸リンパ管拡張症、小細胞リンパ腫
    ・犬の小細胞胃腸管リンパ腫:治療と予後
    ・猫の小細胞性胃腸管リンパ腫の治療成績
    ・クロラムブシル(Leukeran®)
    ・柴犬の慢性腸症22症例におけるリンパ球クローナリティー検査と予後との関係
    ・考察:柴犬の慢性腸症
  • ・胃腸管リンパ腫の治療 抗癌剤以外も重要!!
    ・抗癌剤以外の治療も重要
    ・副腎皮質ステロイド剤
    ・抗菌剤
    ・制吐薬、消化管運動改善薬
    ・胃潰瘍に対する治療
    ・プロトンポンプ阻害剤 (PPI)
    ・胃腸管リンパ腫の食事療法
    ・食道瘻チューブ
IBDかリンパ腫か?病理学的観点から
セミナー講師
賀川 由美子先生
病理組織検査ノースラボ
酪農学園大学非常勤講師
米国獣医病理学専門医
日本獣医病理学専門家
  • IBDかリンパ腫か?病理学的観点から
    6スライド/ページ (カラー)
    ダウンロード
    ファイル容量:775KB
セミナー
掲載日:2016年5月31日
  • ・IBDの定義
    ・超音波画像と組織の比較
    ・正常な犬の十二指腸
    ・正常な腸管
    ・リンパ球の分布
    ・炎症性腸疾患を疑う場合
    ・サンプルの採取
    ・Gastrointestine Histopathology Standard
    ・リンパ球形質細胞性腸炎
    ・問題点
    ・低アルブミン血症
  • ・リンパ球形質細胞性腸炎?
    ・免疫染色
    ・ネコの低悪性度リンパ腫
    ・腸壁の肥厚
    ・猫の腸炎? リンパ腫?
    ・ネコの高分化型リンパ腫
    ・Kiupel M et al. Vet Pathol 2010;48:212-222
    ・ネコの消化管バイオプシー
    ・猫の消化管病変
    ・猫みたいに粘膜に限局する犬ではリンパ腫はあるのか?
    ・症例
    ・粘膜に限局するリンパ腫の病理学的特徴
    ・正常な小腸
    ・リンパ腫?炎症?
    ・リンパ球形質細胞性腸炎
    ・リンパ腫と考えられる症例
    ・上皮内細胞浸潤
    ・リンパ腫
    ・粘膜に限局するリンパ腫の病理学的特徴
  • ・クローナリティー検査
    ・慢性腸炎、リンパ腫の90例
    ・Summary of PCR for antigen gene rearrangement in dog with protein-losing enteropathy.
    ・V. Carrasco et al. Vet Pathol 2014;52:668-675
    ・細胞は小さければ予後はよいのか?
    ・診断名は?
    ・炎症と紛らわしいリンパ腫
IBDかリンパ腫か?細胞診ではどのように見える
セミナー講師
石田 卓夫先生
日本臨床獣医学フォーラム会長
日本獣医がん学会会長
日本獣医病理学専門家
  • IBDかリンパ腫か?細胞診ではどのように見える
    4スライド/ページ (カラー)
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    ファイル容量:2.4MB
セミナー
掲載日:2016年6月22日
  • ・IBDかリンパ腫か?
    ・IBDの小腸超音波像
    ・IBDかリンパ腫か?
    ・腸管の肥厚
    ・腸管の肥厚
    ・粘膜の肥厚
    ・腸管のマス
  • ・細胞学的診断の指標
    ・高グレードリンパ腫の細胞診
    ・消化器型リンパ腫
    ・腫大したリンパ節
    ・リンパ節が腫れていたら
  • ・リンパ節正常像 小リンパ球70-80%
    ・リンパ節過形成 大型中型細胞増加
    ・リンパ節過形成 大型細胞増加 30%を超えない(ニューメチレンブルー染色)
    ・(細菌性)好中球性リンパ節炎
    ・好酸球性リンパ節炎
    ・リンパ節反応性過形成 過形成とプラズマ細胞増加
    ・癌のリンパ節転移による過形成
    ・リンパ腫:芽球比率+異型性x
    ・リンパ腫:芽球比率高い
    ・高分化型リンパ腫:
  • ・高分化型リンパ腫疑い 次の検査に進む
    ・なぜ病理組織が必要?
    ・IBD:絨毛の短縮,固有層細胞浸潤
    ・リンパ腫:細胞浸潤が粘膜側から筋層へ
    ・リンパ腫:細胞浸潤が漿膜側へ
    ・殖部位:上皮向性
    ・消化管におけるIBDと高分化型リンパ腫の鑑別
    ・IBDかリンパ腫か?
総合討論
セミナー
掲載日:2016年6月22日
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電話 : 0120-181870 (10:00〜17:00土日祝日を除く)
FAX : 0120-440964