VMN セミナー情報

専門医に学ぶ講演会
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2022年12月11日より、米国獣医内科学専門医(小動物内科)の福島 建次郎先生を講師にお迎えして、「聴く」だけでなく、一緒に「考え」よう!〜症状・検査所見から始める内科専門医の診断へのアプローチ〜を開催しております。

あなたの診断アプローチ、自信ありますか?

日々の臨床の中で、治療を開始する前に、まず「診断を下す」段階で悩まれる症例はどの獣医師も経験していると思います。症状や検査所見から鑑別診断リストを作成し、そこから的確な検査を実施して、自信をもって診断まで辿り着くのはなかなか難しいですよね。

症状所見からどのように鑑別診断を作成し、そこからどのように診断に辿り着くのか。ただセミナーを「聴く」だけでなく、一緒に「考えながら」勉強してみませんか?

セミナーはインターネットライブ配信で実施し、チャット形式で質問が可能です。後日アーカイブ動画としても公開いたします。

VMN What ? 対応プログラムですので、アーカイブ動画を見て浮かんだ質問も、専用質問ボードからいつでも講師に質問が可能です。

タイトルの通りに、「聴く」だけでなく、一緒に「考え」るセミナーを目指しています。ぜひご参加ください。

セミナー概要

セミナー名 福島 建次郎先生の内科学シリーズセミナー
「聴く」だけでなく、一緒に「考え」よう!
〜症状・検査所見から始める内科専門医の診断へのアプローチ〜 第6回 【特別編】
講師 福島 建次郎先生
開催日時 2023年10月21日(土) 12:00〜14:00
トピック
消化器トピック 2本立て
「1. 病態生理から考える犬のPLE」
「2. 猫のIBDと小細胞性消化器型リンパ腫」
対象 VMN有料会員・学生会員
閲覧費用 無料

動画アーカイブ

動画アーカイブを公開しました
トピック6 : 病態生理から考える犬のPLE
  • 病態生理から考える犬のPLE(ご講演資料)
    6スライド/ページ (カラー)
    ダウンロード
    ファイル容量:2.5MB
セミナー
掲載日:2023年11月28日
  • ・病態生理から考える犬のPLE
    ・PLEの比較病態生理に関するレビュー論文 (2019)
    ・蛋白漏出性腸症(PLE)とは
    ・PLEで何が起きるか
    ・PLEの原因
    ・PLEで蛋白が漏れるメカニズム
  • ・症例:ビーグル、11歳、避妊雌
    ・来院時の所見
    ・画像検査所見
    ・ヒトと犬のPLEの原因
    ・犬のPLEの臨床的特徴
  • ・原因別・犬のPLEの特徴
    ・リンパ球形質細胞性腸炎
    ・LPEの病態生理と治療
    ・犬の腸リンパ管拡張症(IL)
    ・肉芽腫性リンパ管炎
    ・脂肪肉芽腫性リンパ管炎の超音波像
    ・陰窩病変
    ・陰窩病変:Y・テリアの研究(n=12)
  • ・犬のPLEの診断
    ・PLEの診断:バイオマーカー
    ・PLEの診断:内視鏡下生検を推奨
  • ・PLEの治療
    ・PLEの治療:食事管理
    ・脂質の分解と吸収
    ・療法食の脂質含有量
    ・大まかな計算の仕方
  • ・慢性腸症+PLEの食事管理
    ・PLEの治療:免疫抑制薬
    ・PLEの治療:抗血栓療法
    ・PLEと血栓傾向
    ・PLEの抗血栓療法
    ・PLEの治療:オクトレオチド
    ・PLEの治療:コバラミンの補充
  • ・症例:F・ブル、4歳、去勢雄
    ・各種検査所見
    ・方針と治療
    ・UFLDが効きそうな症例とは?
    ・病態生理から考える犬のPLE:まとめ
トピック7 : 猫のIBDと小細胞性消化器型リンパ腫
  • 猫のIBDと小細胞性消化器型リンパ腫(ご講演資料)
    6スライド/ページ (カラー)
    ダウンロード
    ファイル容量:3.3MB
セミナー
掲載日:2023年11月28日
  • ・猫のIBDと小細胞性消化器型リンパ腫
    ・猫の消化器型リンパ腫
    ・Feline gastrointestinal lymphoma: mucosal architecture, immunophenotype, and molecular clonality
    ・猫の消化器型リンパ腫まとめ
  • ・猫のLGLリンパ腫
    ・Feline large granular lymphocyte lymphoma: An Italian Society of Veterinary Oncology (SIONCOV) retrospective study
    ・猫の消化器型中・大細胞性リンパ腫(LCL)
    ・A retrospective evaluation of lomustine (CeeNU) in 32 treatment naïve cats with intermediate to large cell gastrointestinal lymphoma (2006-2013)
    ・限局性のLCLには外科手術が有効?
    ・局性のLCLには外科手術が有効?
    ・化学療法による消化管穿孔
    ・小細胞 → 大細胞?
  • ・猫の消化器型小細胞性リンパ腫(SCL)
    ・猫のIBDと小細胞性消化器型リンパ腫って鑑別した方がいいの?
    ・ここ数年、注目されていたトピック
    ・ACVIM consensus statement guidelines on diagnosing and distinguishing low-grade neoplastic from inflammatory lymphocytic chronic enteropathies in cats
    ・シグナルメント、臨床症状、身体検査所見
    ・検査室検査
    ・腹部超音波検査
    ・細胞診
  • ・生検:全層 vs 内視鏡
    ・消化管の全層生検
    ・消化管の内視鏡生検
    ・筋層肥厚なら全層生検すべき?
    ・SCLの病変形成のパターン
    ・消化管の生検
    ・正確な診断のために:生検サンプルの処理
    ・Comparison of 3 Handling Techniques for Endoscopically Obtained Gastric and Duodenal Biopsy Specimens: A Prospective Study in Dogs and Cats
    ・上部と下部内視鏡は両方やるべきか?
    ・上部と下部内視鏡は必ずやるべきか?
    ・回腸への挿入が難しい場合は…
  • ・病理組織診断
    ・病理組織検査&IHC
    ・病理組織検査&IHC (IBD)
    ・その他のIHC
    ・クローナリティ検査
    ・IBDとSCL:治療と予後
    ・SCLのレスキュー療法
    ・鑑別すべき理由
    ・Results of histopathology, immunohistochemistry, and molecular clonality testing of small intestinal biopsy specimens from clinically healthy client-owned cats
    ・まとめ
福島 建次郎先生の内科学シリーズ
福島 建次郎先生の内科学シリーズセミナー 「聴く」だけでなく、一緒に「考え」よう! 〜症状・検査所見から始める内科専門医の診断へのアプローチ〜 は、VMN有料会員向け無料セミナー「専門医に学ぶ講演会」の2022年新シリーズです。

本シリーズセミナーは「基本からアドバンスまでじっくり学ぶ」をテーマとして、タイトルの通りに、「聴く」だけでなく、一緒に「考え」るセミナーを目指しています。ぜひご参加ください。

ライブ放送終了後には、フォローアップのための専用質問ボードを設置しますので、そちらから質問の投稿が可能です。

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